時の交わる場所で*プロローグ*



地球上には、何人の人間がいる?

正確な人数を、何万、何億万…っと言われても
そんなこと、想像も付かない。
ただ、ただ、自分たちが考えるよりも遥に多いであろう数字に
少しばかり驚くだけ…

そんな世界に、自分たちは生きている…。

世界は、穢い。

神なんてものが存在するのならば…

なんで、こんな世界を創ったのだろう?

あまりにも滑稽で、醜悪な世の中を…。

愛・幸福・執着・憤怒・憎悪…
ぐちゃぐちゃとした感情が交わる世界。

そんなものに、何故…?


もし、神なんて存在するならば…

きっと、自分たちは…

その存在を憎まずには、いられないだろう…。


なぜ、自分たちだったのかを…。




そんなことを思っても
自分たちは、この世界を生きるしかない…

世の中という世界からは、逃れられないから。



…たとえ、抗うことが出来なくても

決められた運命に、屈することだけは嫌だから


ねぇ?キミは、僕らの希望なのかもしれない…